大江戸温泉殺人事件

出版社 講談社文庫
カテゴリー 03 温泉殺人事件シリーズ
帯キャッチ 手首に2つの腕時計 奇怪な三連続殺人!
あらすじ ◎志垣警部と和久井刑事が東京ドームで巨人−阪神戦を楽しんだ夜、球場そばの都市型スパリゾート「ラクーア」を訪れた会社員が殺された。

◎被害者はタイガースのユニフォーム姿で下着は着けず、なぜか左腕に二個の腕時計。その彼は、偶然にも志垣たちの隣で試合を観戦している男だった。

◎殺された人物は、東京至上主義が社内にはびこる健康食品メーカーで関西支社に「左遷」されたひとり。東京本社と関西支社――社内の権力闘争に翻弄される男たちは、そのたびに、東京と大阪の生活を繰り返す。

◎つい最近も社内のパワーバランスが逆転し、左遷組が東京本社に復活したばかりだったが、彼らは傷ついた心を癒すために、赴任先・大阪の地で秘密の生活を構築していた。家族を裏切るその新しい愛の形は、東京に戻っても、彼らに暗い影を落としつづけていた。

◎そして第二の殺人が、こんどは大阪で……。

◎2003年、ダメ虎といわれた阪神タイガースの奇跡的な大躍進と、自らの身とを重ね合わせながら日本の2大都市を行き来する男たち。そんな彼らに仕掛けられた死の罠の真相を、志垣と和久井が解き明かす!


ミニ解説 ☆タイガースファンにとっては思い出の2003年、そして温泉ファンにとっては、シリーズ初の都市型リゾートスパを舞台にした作品です。

装幀・松沢順一郎
編集担当・森山悦子

(文庫判・592頁)

2008年10月発売(156-2)