2012年2月6日月曜日

いろんな外国語⑪カンボジア語-「猫」もしゃべれる?猫っぽい言語

カンボジア語は、どちらかといえばクメール語と呼ぶほうが現地では一般的。

日曜日のマラソンで自己記録を大幅に更新し、カンボジア代表としてのロンドン五輪出場へ大きく前進した猫ひろしが、いましゃべっているはずの言語。

単語を連結してやたらと長くなる傾向を持つドイツ語とは対照的に、単音節または2音節の単語から成り、3音節以上の単語はすべて外来語。

響きとしてはベトナム語に近い感じがするが、ベトナム語やタイ語と違って声調はないし、アクセントもない。なのに、2音節以内で、どうやって単語のバリエーションが生まれるのか?





その理由は三つ。

第一に、有気音と無気音の区別が徹底している。ハングルでいえば、激音か平音かという差。

第二に、ハングルのパッチムに相当する末子音(文字的には「子音の脚」)の存在によって、外国人にはすぐに聞き分けにくい発音の相違が存在する。

この二点において、韓国人・朝鮮人がカンボジア語を習得するのは、日本人に較べて圧倒的に有利ではないかと思われる。

さらに第三に、二重子音が豊富であるために、これによる区別が生じる。



最近ようやくなじむことができたタイ文字はクメール文字を基礎にしてつくられたと言われるが、カンボジア語で使うクメール文字に慣れるのはまた一苦労。

しかも子音は「A子音字」と「O子音字」という二大グループに分けられ、同じ母音記号をつけても、その母音記号の発音がグループAとグループOとでは異なる。

このややこしいルールを、カンボジアのこどもたちは小学校で歌によって覚えるそうだ。



それにしても東南アジア地域の言語は、猫がニャーニャー鳴いているような独特のサウンドに包まれていて可愛い。

これはほかの地域にはない特徴だと思う。

どういう理由で、こういうサウンドが誕生したのだろうか? 興味は尽きない。