2012年1月31日火曜日

雪の下に隠れているもの

ギックリ腰になった志垣警部の湯治場として登場したこともある八甲田山麓の名湯・酸ヶ湯温泉がここ数日、何度もテレビで取り上げられている。

過去最速のペースで雪が積もり、いまでは積雪4mを超えたとか。





青森県では平年の倍近いスピードで雪が積もっていくため、除雪の人出が手当てできずに大変らしい。

それでも屋根の雪下ろしは人に頼めても、家の周りを除雪機で除雪する仕事は、なかなかよその人には頼めない。

雪がないときの状況を、他人は知らないからである。



大雪の時期に、山の仕事場に編集者の人がきたことが何度かあって「センセーは書いててください。ぼくは除雪しますから」と言ってくれるのはありがたいのだが、外の水道栓とか、花壇の垣根とか、階段とか、雪に埋もれて見えない障害物がいろいろある。

それを把握しているのは、けっきょく住人だけなのである。だからスコップによる手作業の除雪は応援を頼めても、機械による除雪は「無雪期の風景」を知る者にしかできない。それ以外の人がやると、おもわぬ物損事故につながる。



なんかこれ、トリックに使えないかなあと思いつつ、まだ一度も使っていないのだが……。