2012年1月15日日曜日

いろんな外国語⑦ブラジル・ポルトガル語―いま先取りするなら、この言語!

角川ホラー文庫から出した『ミステリオ』の冒頭にも書いたけれど、ブラジルの経済成長はめざましい。

日本からみれば真裏に位置する遠い国だが、2014年開催のFIFAワールドカップ、2016年開催の南米初の夏季五輪となるリオデジャネイロ・オリンピックなども控え、ますますその存在感は高まるばかりだ。

おそらく2020年ごろまでには、日本は経済力において完全にブラジルにも追い抜かれているだろう。

いま、ぼくが大学生で、英語以外にもう1カ国だけ選んで外国語を学ぶとしたら、間違いなくブラジル・ポルトガル語を選ぶだろう。






ところで、国産のポルトガル語学習書は、まず99%……という表現が大げさでないほど「ブラジル・ポルトガル語」であって、本国のポルトガル語(イベリア・ポルトガル語)ではない。

ぼくはバリエーションとして、アメリカで発売されているイベリア・ポルトガル語のCDも聴いているが、ボサノバは、やっぱりブラジル・ポルトガル語の発音で歌ってくれないとボサノバにならない。



ブラジル・ポルトガル語では、ポルトガル本国と違って、アクセントが置かれないdeやteは「ジ」「チ」と発音し、語頭のrや語中のrrをハ行で発音するからこそ、ボサノバ独特の雰囲気が生まれる。


アストラッド・ジルベルトの「おいしい水」(Agua De Bebe)は「アグァ・・ベベ」。この「ジ」が「ディ」とか「ドゥ」になっては、この歌はぶちこわしである。

restauranteは「レスタウランテ」ではなく「スタウラン」。

J-WAVEのラテン系音楽番組「SAUDE! SAUDADE...」も、この法則に従っているから「サウー・サウダー」になる。


ともかく、いま新たに飛びつくべき外国語は、ブラジル・ポルトガル語なのだ。