2012年1月10日火曜日

人それぞれとはいえ

「画面が汚い」?

そうですか。

ぼくは、制作スタッフの熱気が感じられて、あのトーンはすごくいいと思ったけどなあ、「平清盛」。

これなら来週も見ようと思ったもんね。






まあ、ドラマの感想は人それぞれだから、いいんだけど、兵庫県知事が公式に発言するんだったら「画面が汚い」ってえ言い方はないと思う。

たとえば1972年の大河ドラマ「新・平家物語」(清盛役・仲代達矢)は、冒頭の厳島神社のシーン以外は、すべてスタジオで撮影され、ロケは一切ない。

それはそれで、スタッフがメリット・デメリットを考え抜いて方針を決め、筋の通ったコンセプトでやってるんですよね。

ここはロケにしたほうがなあ、と思うシーンがないではなかったけど、でも徹底することが、全体のバランスを整えてるわけです。よいシリーズだったと思います。(ついでにいえば、16歳ぐらいの郷ひろみが平経盛役で出てて可愛いですよ―笑)



今回の「平清盛」だって、どういうトーンで撮ろうかということを、制作陣が討議を重ね、考えに考え抜いた末に出した結論なわけで、好ききらいを言うのは勝手だけど、ご当地の長としては、批判するにしても、もう少し知性に富んだコメントを出すべきだろう。

程度低すぎだもん、言ってることが。

これじゃ観光客はこないからNHKに申し入れるとか。

飲み屋での会話じゃないんだから。



たぶん視聴率が低いから批判していいと思ったんでしょう。初回からミタさんばりの視聴率をとってたら、「あのリアルな画面がすばらしい」と言ってるんだろうから。

こういう発言をする人は、そんなもんですよ。



さてさて、NHKはどうするんですかね。

これで途中の回から新型液晶テレビの宣伝みたいに超・鮮やかな画面にしたら、その時点でドラマスタッフのクリエイター生命は終わりだと思いますが。

松田聖子さんも、メイクが大変になるし。……おっとっと。