2012年1月1日日曜日

新しい年を迎えてリセットです

恒例の知恩院で新年を迎えました。

本年もよろしくお願いいたします。

去年は別の寺院で除夜の鐘を聞きましたが、やはり知恩院でないと、ゆく年くる年という雰囲気になりません。

今回は娘もいっしょに家族三人で。



ことしは直前まで大阪でのんびりしすぎて、京都(祇園四条駅)に戻ったのが午後11時すぎ。

裏道を通って足早に知恩院正門へ向かったのですが、例年よりわずか4,5分しか遅れていないのに、信じられない長蛇の列!

あぜん。

メガホンで係が「並ばれても境内に入れない可能性があります」と、たびたび告知を行なっています。



「11時45分に門を閉めますので、そのあとは参拝できません」

そのアナウンスを11時半に聞いたときは、まだまだ余裕で、あと少しで横断歩道を渡って境内だからだいじょうぶだろ、と言ってたのですが、時間は進めど列は進まず。

2、3分ごとに列は進むのですが、11時35分、36分と時が刻まれるごとに、並ぶ人のあいだに焦りの雰囲気がみちみちてくる。

そして我々が規制ラインの直前まできたのが11時40分。「ここまできて打ち切りだったら泣くよ」と言いつつ、なかなかゴーサインが出ない。止まっているのに、後ろから押せ押せの圧力。必死にふんばる。

ようやく11時45分の直前に入ってよしのサインが係から出る。

そして我々が境内に入った直後に、すぐさま後方でストップがかかったらしく、怒号と罵声で「戦争状態」。それをふり返る余裕もなく、とにかく前へ前へ。



いったん敷地内まで入れてもらえたら、もう急ぐ必要はなかったのですが、そんなことは知らず、階段を急ぎ足で上って、やっと本堂前の行列につく。

一息入れて落ち着いてから後ろをふり返ると、我々の後ろには数十人しかいません。あとはもうシャットアウトされて人けなし。つまり最終グループでかろうじて入れたわけです。

やがて行列に並んでいるあいだに、誰かがカウントダウンを叫びだし、ゼロと同時に拍手。

2012年になりました。



そこから階段を上がって大鐘楼にたどり着いたのが0時15分。

知恩院の除夜の鐘は0時半ごろ終わりますから、まさにギリギリ。

つまり、入場から大鐘楼到着まで30分かかることを見越したうえでの11時45分規制だったのでしょう。

ところが、なにが幸いするかわからない。ラストグループになったため、あとから人がこないので、いつもなら押すな押すなの大混雑状態からトコロテン式に鐘楼を半周して押し出されているのに、係の規制する声もまったくなし。

大鐘楼を囲む人の波も減る一方で、けっきょく真正面に長時間陣取って、生まれてはじめて「除夜の鐘の最終打」をつく様子を見ることができました。



それは動画で撮っていたので、冒頭の写真はラストから二打前の場面。

中央にあおむけに身を投げ出している僧侶が見えると思いますが、鐘をついて一斉に綱がゆるんだところ。

このあと最終打は、つづけて二回鳴らされます。連打です。

そして僧侶の短い講話と、読経があって、鐘の回りを僧侶たちが一周してから去っていきます。

すると、すぐに綱をはずす後片付け。



撞木の上にまたがる人間との比較から、いかに知恩院の鐘が巨大であるかがわかると思います。ひとりでつけるわけがありません。

こんな場面まで見られるのも、ギリギリのラストグループで入ったおかげ。

よい一年のスタートになりそうです。

(なお、現地からのブログ更新はできなかったので、そのあと行った平安神宮の写真を一時的にUPしておりました)