2011年10月22日土曜日

『十三匹の蟹』 ロケ地めぐり⑥

数千メートルの上空から見た明石海峡大橋。

手前側が本州で、向こうが淡路島だ。

神戸市は写真には写っていないが、手前のずっと左になる。

これはシリーズ第一作『卑弥呼の赤い罠』執筆のため、大阪から長崎に飛んだ。そのときに機上から撮影したもの。



瀬戸内海は、潮の満ち引きに伴って外洋から海水が押し寄せ、また外洋へ出ていく。したがって、すべての場所で潮流の反転が起きる。また、この明石海峡のように狭い場所では、当然、潮流も速くなる。



あらかじめ計算に入れたか、あるいはたんなる偶然か、ずっと西の関門海峡・壇ノ浦で行なわれた源平の最終決戦は、源氏がこの潮流を味方につけて勝利し、平家は滅亡した。

そして、平家の怨念を背負った平家ガニが誕生した……といわれている。



なお、この写真には写っていないが、淡路島の左側の海域をさらにずっと進んだ場所が、『十三匹の蟹』では重要な舞台になる。