2011年8月25日木曜日

10分以上つづいたスタンディング・オベイション

名古屋、ロンドン、東京、そして京都。

ミュージカル「オペラ座の怪人」を、これで4都市で観たことになる。劇団四季版がそのうち3回。


前回の東京公演で、この作品は二階席で観るのが正解ということを書いた。今回も二階席正面前方。

劇中で、オペラ座の怪人が自分のために必ず「左ボックス席5番」を空けておくようにと指示を出すように、ぼくも二階席正面が空いている日を選んだらきょうになった。

舞台に置かれた古びたシャンデリアが点滅しながら客席の真上を通って宙づりにされる冒頭のシーンは、何度観てもわくわくする。



きょうはカーテンコールがすごい盛り上がりだった。

まず最初に3、4回カーテンコールがあったのち、全キャストでアンコールとして「マスカレード」を歌う。この演出は、今回はじめて観た。

そこまでは予定どおりだろうが、そのあと観客が全員総立ちになってスタンディング・オベイション。出演者が深々とお辞儀をして、カーテンが閉まる。拍手がつづく。

そこでまたカーテンが開く。全キャストが出てお辞儀。カーテン閉まる。また開く。

こんどは主役三名だけが出る。お辞儀。閉まる、拍手なおもつづく。また開く。

つぎはオペラ座の怪人役ひとりだけ出てくる。お辞儀、カーテンが下りる。



さあ、これでもう終わりだろうと、劇場から出ていく客も現れるが、ごくわずか。ほとんどの客はスタンディング・オベイションをつづける。

拍手が鳴り止まない。

そのうち、ザッ、ザッ、ザッ、ザッとリズムをとった拍手になる。

またカーテンが開く。おーっという歓声。全員が深々とお辞儀。カーテン閉まる。これが二、三回繰り返される。



そろそろ客電がぜんぶ点いて、終演アナウンスが流れそうだと誰もが思ったはずだが、まだ客は立ち去らない。拍手もやまない。

またカーテンが開いた。もう大歓声である。

カーテンコールの回数を数えていたが、カーテンの開け閉めが十回を超えてからは、もう多すぎてわからなくなった(笑)。

ふたたび主役がひとりだけ出て、もうこんどこそ最後と思って、大きな拍手を送る。

カーテンが閉まる。



さあ帰ろうか。でも、ひょっとしたら、と思って待っていたら、またカーテンが上がった(笑)。

もうみんな手を振って大騒ぎである。キャストものってくれている。

時計を見たら、総立ちになってからのカーテンコールは、なんと10分以上繰り返されていた。10分以上のカーテンコールなんて、みたことない。



京都公演は今月28日まで。そのあと10月からは東京公演となる。