2011年6月13日月曜日

正解と解説 第13問

ついに最終コーナーを回って残り三問。

【問題】

⑬これまで吉村達也の作品カバーには『金閣寺の惨劇』『銀閣寺の惨劇』の金箔押し、銀箔押しなど凝ったものがある。では、夜光るカバーはつぎのうちどれ?

p) 卒業
q) 樹海
r) 時計
s) 憑依
t) 蛍坂




【解説】

これは説明の要はないほどカンタンな問題。

カバーに「0(ゼロ)」の形で蓄光塗料が塗られているため、夜ベッドで読んで、さあ寝るかとパタッと閉じて電気を消したとたん、ボーッと闇に0の数字が浮かび上がる。

それによって、小説の中に登場するシーンを実際に目で見ることができるという趣向の本作品は、怖くてカバーを下にして本を置いてから寝た、という読者もいらっしゃったぐらい。

こういう仕掛けのカバーは、めったにお目にかからないと思う。

造本費がかかるアイデアを認めてくださった角川書店に感謝。



【正解】  q) 樹海
正解率96% 難易度15位


★★★★★★
【ここまでの正解リスト】
①イまたはア ②コ ③ソ ④テ ⑤ネ・ナ(逆順不可)
⑥ヘ ⑦ム・モ ⑧ヤ・ラ ⑨ン ⑩a・d
⑪g ⑫k ⑬q



参加46名中44名が正解。つまり全15問中で最もやさしかった問題ということになる。

当然、上位陣は完全無風で、順位は微動だにしなかった。

さて、残り2問となったところで、いったい入賞ラインはどのあたりになったのか、ますます気になるところだが、こんなデータを提供しておこう。

ちょうど問題数が15問だったので、大相撲の本場所星取り表になぞらえるのがわかりやすいが、千秋楽まで終わったところで、相撲でいうところの勝ち越しライン――8勝7敗は、トータル順位でどのあたりに分布していたかを明らかにしてみる。



8勝7敗という成績で終わった方は、同点の場合には特別問題による誤差の少ない者を優位とするという規定によって並べた総合順位で、18位から27位までに分布する。8勝7敗は10名いらっしゃったのだ。

【訂正】私の人数数え間違いで、8勝7敗は8名様でした。失礼しました。


勝ち越しラインは、みなさんの想像より高かっただろうか、それとも低かっただろうか。

ともかく、8勝が18位以下ということは、17位より上は9勝6敗以上の成績となる。しかし10位と11位のあいだにちょうど境界線が引かれているのだから、残念ながら9勝6敗では入賞はならなかった。

かといって入賞者全員が15勝0敗だったということはない。さすがに全勝力士は10人もいません。




そこで10位以内の入賞ラインは、10勝5敗以上、11勝4敗以上、12勝3敗以上、13勝2敗以上、14勝1敗以上のいずれかになる。

そして8勝7敗の同点者が10名(→8名に訂正)もいらっしゃったように、9勝6敗以上の成績において、同点者がごそっと固まっているゾーンもあるのです。

ヒントはここまで。

泣いても笑ってもあと2問です!