2011年4月27日水曜日

執筆中

「執筆中」

旧ホームページの電光掲示板で、このひと言を長期間掲示しっぱなし、ということがたびたびあった。

なんだかなつかしいフレーズだ。




もちろん、いまも「執筆中」つまり「執筆集中期間」がたびたびあるけれど、それを掲示していないだけ。

一方では語学の勉強がおもしろすぎて、それに費やす時間がかなりなものになっている。

少しセーブして執筆と運動に回さねばならない。

ただ、運動のほうは、ねんざの後遺症がまだ少し残っているので、走るのは控えている。



それにしても世界の言語にふれることは、ほんとうに興味深いものがある。

そして最難関だったロシア語の壁も突破しつつある。壁をこわせると、急に面白くなる。語学って、そんなものかもしれない。



こうなったら9カ国語なんて枠を決めず、自分の興味にブレーキをかけるのはやめて、学んでみたいと思った言語を、片っ端から真剣に勉強する「拡大政策」に転換しようと決めた。

現在20カ国語になったことは書いたが、21~23番目の言語が、すでに教材をそろえて学習開始を待っている。

10年前に較べると、かなりマイナーな言語でも、CD音声教材が手に入りやすくなった。20年前と較べたら、それはもう天と地ほどの差がある。

音声教材ナシの、文字だけの外国語学習はぼくは採用しない。ぼくの中学時代なんて、英語の授業で日本人の先生がしゃべる英語だけがすべてだったから、これじゃあ生徒たちは外国語のリズムはつかめっこなかったと思う。




ところで、それぞれの国家において公用語の立場を得られず、一方言とか、少数民族のしゃべりことばという弱い立場に置かれ、話者が年々減っている言語が多数ある。

そうした言語の発音や文法を保存するため、ナマのしゃべりを提供するネイティブスピーカーのことを「インフォーマント」と呼ぶが、日本でもアイヌ語と琉球語は、そうしたインフォーマントによって言語の保存が行なわれている。



インフォーマントの協力で記録された音声と文書によって、ようやくふれることができるようなマイナーな諸外国の言語にも、これから逐次ふれていこうと思う。

この調子だと、まじめに勉強するレベルだけでも、30カ国語の大台にのるのはそう遠い日ではなさそうだ。



とはいえ、「執筆中」の看板を掲げつづけなければならない状態も、また現実としてあるのだった。