2011年4月26日火曜日

20カ国語になってしまった

台湾語を本格的に開始したとき、ひとくちに台湾語といっても台湾華語と台湾語のふたつがあることに気がついた。

台湾華語は台湾の公用語だ。一方、台湾語のほうは、あちらでは「台語」(タイユー)と呼ばれているようで、台湾人の73%が話す。大陸福建省の方言のひとつで、閩南語(びんなんご/ミンナンユ)の一種。

この両者が、たとえばアメリカ英語とイギリス英語の違いとか、スペイン語とメキシカン・スパニッシュの違いのような、いわばバリエーションとして扱える種類のモノではないことがわかった。台湾華語と台湾語は、別の言語と考えたほうがいい。

つまり七割の台湾人はバイリンガルである、ともいえる。



台湾華語における声調は、中国公用語の普通話(北京語ベース)とまったく同じ「四声+軽声」だが、台湾語のほうは「八声+三軽声」で、なんと11種類の声調がある。

ぼくがわりと馴染んでいる広東語は「六声+三入声」で、これでも9種類だから、台湾語は広東語以上に耳からの慣れが重要だということになる。

言い回しもかなり異なるが、なによりも発音の違いによって、台湾華語と台湾語は別々にカウントされる言語であることが明らかになった。

で、この2カ国語を勉強しはじめた。

でも、すでに中国語と広東語をやっているので、それほどの抵抗感はない。



さらに、いつかモンゴル力士と話すために?モンゴル語も開始した。

テキストを開くと、ロシア語と同じあのキリル文字がずらりと並んでいる。ロシア語におけるキリル文字アルファベットは33字だが、モンゴル語はこれに「Y」(※ロシア語でウと読む「y」とはまた別の文字になる)と「θ」(とりあえずシータで代用したが、ほんとうは「O」の真ん中に横棒が入る。発音としてはドイツ語の「オー・ウムラウト」に相当)が加わって35字。

だがロシア語で格闘してきただけあって、いつのまにかキリル文字の読み方に慣れていることに気がついた。しかもロシア語のような文字の有声化と無声化の入れ替わりがひんぱんに起こるでもなく、アクセントは原則として第一音節にあるので、はるかに楽っぽい。

まだ囓りたてなので、あまり軽々しく判断はできないが、「Л」(ケータイでは文字化けするかもしれないが、キリル文字のエル)が、「エル」ではなく、独特のかすれた「エヒ」みたいに発音するところ以外は、とくに発音の変わり種はなさそうだ。



ちなみにラクダのことを、モンゴル語で「てめー」という(笑)。

朝青龍にとって、「テメー」は覚えやすい日本語だったかもしれない。



まあ、そんなわけで、きちんと学習する姿勢で取り組む言語だけでも20カ国語になってしまった。それ以外にも、いろんな言語をウォークマンとかiPodとか、iPhoneにまで入れてしまって、移動中や寝る前に聴いている。

頭の中が言語博物館状態になってきた。